変形性膝関節症
- 歩き始めや椅子から立ち上がる瞬間に、膝にピリッとした痛みが走る
- 階段を降りる時が特に怖くて、手すりがないと生活できない
- 昔はできた正座が、今は痛くて全くできなくなってしまった
- 膝に水が溜まりやすく、病院で何度も水を抜いてもらっている
- 鏡で自分の姿を見ると、昔より足がO脚(ガニ股)に曲がってきた気がする
- 病院で「軟骨がすり減っているから、最終的には手術だね」と言われ不安だ
このような症状が続いていると、毎日のお買い物や、お友達との旅行に行くのもおっくうになってしまいますよね。「歳のせいだから」と諦めかけている方も多いかもしれませんが、正しいケアをすれば、また自分の足で元気に歩けるようになる可能性は十分にあります。
変形性膝関節症になってしまう原因は?|草加市・和たなべ整骨院

変形性膝関節症とは、膝の骨と骨の間にある「軟骨」というクッションがすり減り、関節が変形して痛みが出る症状です。
草加市の和たなべ整骨院では、この軟骨がすり減ってしまう本当の原因は、単なる「年齢のせい」や「体重のせい」だけではないと考えています。最大の原因は「体の使い方のクセ」と「骨盤・足首のゆがみ」です。
膝の関節は、太ももの骨とすねの骨をつなぐ関節ですが、実は膝そのものは「曲げる・伸ばす」という単純な動きしかできない、少し不器用な関節です。その上下にある「股関節」と「足首」が、本来はいろいろな方向に動いて、体重や歩く時の衝撃を吸収してくれています。
しかし、日常生活での悪い姿勢などが原因で、股関節や足首が硬くなってしまうとどうなるでしょうか?その吸収しきれなかった負担や衝撃が、すべて中間にいる膝に集中してしまうのです。 会社で言えば、上司(股関節)と部下(足首)が仕事をしないせいで、中間管理職(膝)が過労で倒れてしまうような状態です。この理不尽な負担が何ヶ月、何年と続くことで、膝の軟骨が偏ってすり減り、やがて骨そのものが変形してしまうのです。
変形性膝関節症が改善しない、悪化する理由は?|草加市・和たなべ整骨院

「病院でヒアルロン酸の注射をしているし、水も抜いてもらっているのに、またすぐ痛くなる」と悩まれる方が非常に多くいらっしゃいます。
なぜ改善しないかというと、それは「痛みの結果」に対する処置しかしていないからです。
膝に水が溜まるのは、膝の中で軟骨の削りカスなどが散らばり、「火事(炎症)」が起きているからです。水を抜くのは、その火事を一時的に消すようなものです。ヒアルロン酸注射も、すり減ったクッションの代わりに油を差して、関節の滑りを良くしているだけです。
しかし、「なぜ火事が起きたのか」「なぜ油が切れるほど膝に負担がかかっているのか」という根本的な原因である、骨盤のゆがみや股関節・足首の硬さを治していないため、立ち上がって歩き出せば、またすぐに膝に負担が集中し、火事が起きて水が溜まってしまうのです。
また、「痛いから」と動かずに安静にしすぎると、膝を支える太ももの筋肉がどんどん細く弱くなってしまいます。筋肉という天然のサポーターがなくなれば、骨に直接体重がかかるようになり、さらに変形が進行するという悪循環に陥ってしまいます。
変形性膝関節症を放置しておくとどうなるのか?|草加市・和たなべ整骨院
「歳のせいだから仕方ない」と我慢して放置していると、症状は確実に進行していきます。
初期の段階では、立ち上がりや歩き始めだけが痛く、しばらく動いていると痛みが消えることが多いです。 しかし中期になると、歩いている間はずっと痛みが続くようになり、階段の上り下りが困難になります。膝が完全に伸びきらなくなり、歩くたびに体が左右に大きく揺れるような歩き方になってしまいます。
そして末期になると、軟骨が完全になくなり、骨と骨が直接ぶつかり合うようになります。こうなると、じっと座っていても、夜寝ていてもズキズキと激しい痛みが出るようになります。 最終的には自分の足で歩くことができなくなり、車椅子での生活や、寝たきりになるリスクが非常に高まります。こうなってからでは、大掛かりな人工関節の手術をするしか選択肢がなくなってしまいます。
変形性膝関節症の一般的な治療方法は?|草加市・和たなべ整骨院
一般的な病院(整形外科)では、以下のような治療が行われます。

・お薬・注射: 痛み止めの飲み薬や湿布が処方されます。また、関節の中にヒアルロン酸を注射して動きを滑らかにしたり、ステロイド注射で強い炎症を抑えたりします。
・装具療法: サポーターなどで膝を外側から固定して負担を減らします。
・リハビリ: 太ももの前側の筋肉を鍛える体操や、患部を温める治療(温熱療法)を行います。
・手術: 症状が進行している場合は、骨を切って角度を変える手術や、関節を金属などの人工物に置き換える手術(人工膝関節置換術)が提案されます。
これらは痛みを和らげるために必要な処置ですが、自分の足で一生歩き続けるためには、膝だけに頼らない「体全体のバランス」を整えることが不可欠です

執筆者:
和たなべ整骨院 院長 渡邉 武彦(治療家歴16年)
2014年春、金明町に『和たなべ整骨院』を開院いたしました。
他院に負けない勉強量で、皆様の健康増進のお手伝いをさせていただき、地域に愛される治療院となるよう、日々精進してまいります。









