頭痛｜草加市・金明町・草加駅　和たなべ整骨院

頭痛と言っても、どんな風に痛むのか？どこが痛むのか？どのくらい痛むのか？などその症状によってさまざまです。

緊張性頭痛は、肩こりや首こりなどの筋肉が疲労により硬くなることで起こる頭痛です。精神的な緊張で起こる方も多いです。

日本人の頭痛の中で最も多いと言われています。日本人のおよそ5人に1人がこの頭痛で悩んでいます。
男性より女性のほうが1.5倍程度多いことが報告されています。
後頭部から背中にかけて締め付けられるような痛みが現れます。筋肉が縮むような痛みを生じることもあります。

原因はさまざま挙げられますが、近年で最も多いのがスマホの使い過ぎです。
他にはPC作業（デスクワーク）、家事など肉体的ストレスや精神的、社会的ストレスなども原因となります。
首、肩、背中のマッサージやストレッチなどで筋肉の柔軟性を保つことが予防の1つです。

入浴や運動などで肩凝りを解消することもおすすめです。

偏頭痛は、発作性の頭痛です。こちらも女性に多い特徴があります。
頭の片側が痛むから「片頭痛」だと勘違いされている方が多いですが、両側が同時に痛むことも多々あります。
ズキン、ズキンと拍動するような痛みが現れることが特徴的です。

症状が酷い場合、2～3日持続することもありますので慌てなくても大丈夫です。
頭痛が始まると身体を動かすことも困難になる方も多いです。
眩しい光や大きな音に耐えられなくなることも特徴です。
「目の前がチカチカする」といった前兆（閃輝暗点）がみられることもあります。

明確な原因はわかっていませんが、三叉神経の異常により血管が拡張するためと言われています。
ストレスから解放された瞬間や、季節の変わり目、空腹時に起こる方も多いそうです。
投薬で症状を落ち着かせることが多いですが、痛み止めを飲み続けていると効果が減退してしまったり、症状を悪化させてしまったりする「薬物乱用性頭痛」になることがあるため注意が必要です。

群発頭痛は、頭痛が起きている期間に集中して、片目の奥に起こるもので、七転八倒するほどのたまらない痛さです。
毎日同じ時間に起こることがあります。
人によっては夜中に激痛で目覚めたり、寝付けなくなり不眠症を併発することもあります。
これは男性に多いのも特徴です。

副交感神経の異常で起こるとされていますが明確な原因はわかっていません。

２次性頭痛は、前述した頭痛以外の脳の病気によって起こる頭痛を言います。
くも膜下出血、脳動脈解離、脳腫瘍などです。
いつもと違う突然の頭痛、50歳以上に初発の頭痛、発熱を伴う頭痛は要注意です。
このように中には怖い病気の前兆も潜んでいるかもしれませんので気を付けましょう。