スタッフブログ
交通事故は7歳児が最多! 【草加市・和たなべ整骨院】
歩行中の交通事故で亡くなったりケガをしたりするのが最も多いの年齢は、7歳なのをご存じでしたか?
驚くことにこの傾向は、20年以上も続いています。
「衝撃」ですよね。
【“魔の7歳”】
交通事故に遭った年齢の統計では0歳から80歳までの中で、7歳が一番多くて、次いでその前後の6歳、8歳となっています。
なぜ7歳の子どもたちは、こんなに事故に遭いやすいのでしょうか?
7歳は小学校1年生の歳(6歳の子もいる)です。
小学校入学までは保護者と一緒に行動していたのに、小学校へ入学すると子どもだけで登下校したり、また遊びに外出する機会が増えます。
「保護者が同行できない」 → そんな時、事故に遭いやすいそうです。
小学校低学年ごろまで、次のような「事故にあいやすい理由」があると考えられます。
(1)友達に呼ばれたり、ボールが転がって行った時など安全確認を忘れて飛び出す
(2)車やバイク、自転車の動きを予測して行動するのが難しい
(3)体が小さい為、ドライバーからが見つけにくい
〇就学前に保護者ができること
・危険な場所はないか?
・そこでどのような行動をすればいいのか?
小学校に入学する前後に子どもの行動範囲を一緒に見回まって考えてみましょう。
〇ドライバーに気づいてもらいやすくするために
・派手な色の服を着る
・夕方暗くなる時間帯に行動する時は服や持ち物にリフレクターをつける
それでも交通事故に遭ってしまったら
被害者の場合は軽傷でもすぐにその場を立ち去らない!
大きな事故の場合、相手の人や周りの人がすぐに通報(110番や119番)すると思いますが、軽い事故の時には、その場からすぐに離れたくなってしまうことがあるかもしれません。例えば赤信号で道路を渡ってしまったり、急に飛び出したり、自分でも「悪かった」と思う時は特に、「叱られるかも!?」と考えてしまうからです。
しかし、交通事故はその時には気付かないケガをしていたり、後になって症状が出ることがよくあります。
「痛くないから大丈夫」と思っても、事故が起きたら警察へ報告しないといけない決まりです。
加害者の場合は救護と報告を必ず行いましょう。
交通事故の加害者には「負傷者を救護する(助け、保護する)義務」と「事故発生を警察に報告する義務」があります。その義務を果たさず現場を立ち去ると、刑事処罰の対象になります。
「自動車運転処罰法違反(過失傷害)」や「道路交通法違反(ひき逃げ)」にならないよう気を付けましょう。
2024-12-26